不動産物件の見学で最寄り駅から実際に歩いてみるメリット

不動産物件を選ぶ時には、広告を見て気になる物件があったら実際に現地を見学させてもらいます。
広告にはその物件の広さや間取り、方位などが書かれていますが、見学の当日は広告のとおりの広さや間取りになっているかどうかや設備、周辺の環境、遮音性はどうかなどを自分の目で確認します。
また、不動産物件広告には、最寄りの駅やバス停から物件まで徒歩でどのくらい時間がかかるかが記載されています。
この徒歩所要時間の計算方法には、不動産業界で一定の基準を設けています。
それは、分速80メートルのペースで歩いた場合の所要時間です。
ですから、この所要時間を見れば駅から物件の距離は把握することができます。
例えば徒歩10分とあれば、800メートルほどということです。
しかしこの距離は地図での直線距離を使っていて、また歩く速さは人により一定でないので、参考にはなりますが自分が歩いた場合の所要時間と一致するかどうかはわかりません。
そのため、不動産物件の現地見学をする時には駅などから実際に自分で歩くことが必要です。
自分の足で歩いてみれば、踏切や歩道橋で思ったより時間がかかるなど道路事情も知ることができます。
また、駅から物件までの様子も知ることができるというメリットがあります。
駅の周辺に生活に必要な銀行やスーパーマーケットなどかあるか、その営業時間などもチェックしておくと日常生活を送るに便利かどうかがわかります。
また、物件の周辺に治安の悪い場所や悪臭・騒音などを発しそうな建物がないかなども同時にチェックすることができます。
周辺環境については、できたら1回だけではなく曜日や時間帯を変えて何度か駅から物件まで歩いてみると安心です。
というのは、時間帯や曜日によって町の顔ががらっと変わってしまうことがあるからです。
日中に歩いてみた時には特に気にならなかった場所が、夜になってからもう一度行ってみたら街灯もなくて真っ暗だった、という可能性もあります。
また在宅している人が少ないと考え得られる平日の昼間と、週末では街の雰囲気が違っていることも考えられます。
さらに、不動産広告に載せる駅からの徒歩所要時間を計算するのに用いられる距離は、駅の出入り口から物件の玄関までで測られています。
よって、駅の改札からホームまでが遠いとか部屋から物件のエントランスまでかなりの時間がかかるといったケースですと、その分の時間も通学や通勤時間に加味しなくてはなりません。
実際に自分の足で歩いてみれば、そうした付加時間も知ることができます。

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